遊雅堂でオンラインカジノの歴史をたどる
今も昔も、変わることなき「遊び」への心。その心と共に、ギャンブルは現代のオンラインカジノへと成長を遂げてきました。長く愛されてきた「遊び」の魅力を、遊雅堂の特別な空間でご堪能ください。
「カジノ」の語源はイタリアから。元々は娯楽の場を指し、「娯楽を創る」という意味に変化していきます。当時は、ダンス・音楽・ギャンブルが主催されるパーティーとして楽しまれていたそうです。
キャンブリングハウス
ギャンブルの歴史は長く、広く渡ります。古代ギリシャ、ナポレオンやシーザー、エリザベス女王にも親しまれてきました。1931年アメリカでは、ラスベガスを含むネバダ州にて、初の合法カジノが設立。また、1978年に、アトランティック・シティでもギャンブルが合法化。以降、アメリカ第2のギャンブル観光地となっています。
スロット
世界初のスロットが誕生したのは、1891年のニューヨーク。現代のビデオスロットとは異なり、ポーカーの役を揃えるものでした。
今では少し懐かしい、コインを入れ、レバーを引く光景をご想像ください。ただし、当たりが出ると「現金」ではなく、飲み物や葉巻といった「賞品」を楽しむことができました。
初期のスロットには、フルーツガムの自動販売機を装ったものもあり、現在も目にする果物のシンボルは、これが由来しているのです。
その後も発展を続け、1976年には初のビデオスロットが誕生。ラスベガス・ストリップで一気に人気を博し、約20年後に登場することになる、現代の「オンラインカジノ」への道を切り開きました。
ブラックジャック
世界で最も人気なカジノゲーム。トゥエンティ・ワンの通称でも知られています。スリル満点のどきどき感、滞りのないテンポの良さが、長年人々を虜にしてきました。それに加え、ディーラーとの勝負形式が、勝利への快感を一層させているのです。
起源は、遡ること17世紀スペイン。ヴァンテアン(Vingt-Un)という「21」を意味する名称で親しまれていました。
1601年、有名な作家であるミゲル・デ・セルバンテスの著書に、最初の記録が残されています。それからは、世界各国へ様々な形で広まっていきました。現代のルールが定着したのは、19世紀後半のアメリカ。これ以来、私たちに「遊び」の興奮を与え続けています。
ルーレット
フランス語で「小さなホイール」を意味するルーレット。このことから、起源はフランスにあると言われています。
興味深いのは、「ルーレットのホイールは、物理学者のブレーズ・パスカルによって発明された」と考えられていること。パスカルによるエネルギー装置の開発が、結果としてカジノ界の傑作を生み出したのです。
ルーレットが言葉として残されたのは、1796年のフランス小説。さらに19世紀に入ると、ヨーロッパ全域で人気を集めます。それ以降も、単純明快なルールは保たれ続け、ブラックジャックに次ぐ人気のカジノゲームに君臨しました。
1860年代にドイツがギャンブルを廃止すると、カジノ運営はモナコのモンテカルロ地区に移動。ここで、「ヨーロピアンルーレット(シングルゼロ)」が人気を出し、各国へ広がり始めたのです。反対に、伝統的なフランスの様式は「アメリカンルーレット(ダブルゼロ)」として現代に残ります。こちらは、カジノ側の利益であるハウスエッジが比較的高いのが特徴です。
バカラ
フランス上流階級が愛した優雅なゲーム。フランスでギャンブルが合法化する1907年まで、密かに楽しまれていました。バカラの起源は定かではありませんが、15世紀にイタリアからフランスへ渡ったと言われています。
ブラックジャックやルーレットに続き、バカラの人気は年々上昇。もちろん、その人気は本場ラスベガスのお墨付きです。
さらにバカラは、イアン・フレーミングの原作小説「カジノ・ロワイヤル」を含む、多くの007シリーズに登場。余裕綽々で紳士なジェームス・ボンドと洗練されたバカラの組み合わせは、まさにハイクラスの象徴です。
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